歳とともに移り行く私の髪事情

髪は女の命という。若い頃は「そんな大げさな」と思いながら聞いていた。こんなに悩ませるものが命のように大事なものなのか?と。http://eduka3000.org/

初めての美容院に行けば、とりあえず言われるのが「量が多いですねー。少し梳きましょうか」。カットした毛をアシスタントが箒でまとめるのを見ていると「子犬1匹作れるな」と自分でも思うくらいの量になる。10年ほど前、友人の結婚式に出席するため美容院で頭をセットしてもらった時生まれて初めて髪を巻いてもらったが、持ち前の量の多さとコシの強さで美容師をてこずらせた。

「カーラー足りないから持ってきて!あ、留めてたピンが飛んでった…」と頭の上で交わされるやりとり。予想以上に時間がかかり、申し訳なさを感じながら違う髪型にすればよかったと後悔した。ちなみに結婚式はギリギリで間に合った。

母の髪質に似た私の毛は、黒々して量が多く、ハリがあり過ぎる。羨ましがる人もいるかもしれないが、この自分の髪質を持て余していた。30歳を過ぎるまでは…。

30歳を数年過ぎた私の今の髪の悩み、それは白髪と抜け毛だ。早々に白髪染めに手を出す友人を他人事のように思っていた。髪が薄いと悩む男性を「髪の毛分けてあげたいわー」と正直憐れんでいた。それが今はどこへ?トイレの洗面台で白髪チェックをしてはショックを受け、リビングのカーペットに落ちている髪の毛を見ては愕然とする日々。そういえば最近美容院で髪の毛梳きましょうか?と言われなくなってきたかも…。

まさか自分がこんな悩みを持つなんて、と思いながらカーペットにコロコロをかけ掃除する。なくなって初めて解る髪のありがたさ。確かに髪は女の命なのかもしれない。